第15章 英雄伝説 -前編-

クレイマン皇帝の崩御。その直後、ファイサルと手を結ぶウルバヌス教皇はクーデターを 起こし、帝都レオグラードを制圧してしまった。
アナスタシア妃とマナリスはゼフロスの支配下にあったレイア王国に逃れることに成功。
当然2人を擁護したゼフロス。帝都奪回のための動きを見せ、ファイサルを支持する旧守 派とマナリス支持の革新派の間では抗争の火蓋が切られた。
ファイサルは手勢の一部をバレムタインに残し、殆どの兵を率いて帝都を目指していた。
ベルナード＝ヴェリア自由軍、王都奪回のチャーンス！

一方シノン・ナルヴィア・ボルニアの3軍は、ナルヴィア帰城の途中サーラ村に立ち寄り、ティアンナから驚くべき報せを受ける。
なんと国王自らが、ナルヴィアに帝国兵を招き入れているというのだ。これに反対した 者は全て粛清され、ロズオークやリード、シェンナまでもが投獄されてしまったらしい。
ウォルケンスは自分とベルナードに対する評価の差が、やがては我が身を滅する程のものと感じ、帝国に恭順してまでも保身の道をとろうとしているのだろうか。
いや、それだけではないはずだ。帝国上陸の手引きをしていたと言われるヘルマン卿。
ヤツがウォルケンスの心理につけこんだに 違いない。最早その立場は明らかだ。

オレの代わりにウォルケンスに激高してくれるヴェスター。バンミリオンはそれをなだめ 城下をナルヴィア・ボルニア軍、そして城内の制圧をリースに託す作戦を提案した。

最終決戦はナルヴィア城内！

※プレイ記は44ターンまでのものです。

玉座のウォルケンス。帝国軍の侵入を許したのも、シェンナ達の身柄を拘束したのも、
 どうやら心から望んだワケではないようだ。
てか最終章で急にそういうコト言い出だすと、キャラ生命ヤバいよウォルケンス。
もちろんヘルマンは「でっち上げ」「こじつけ」「trust me！」などのスキルを巧みに 使い分け、王を黙らせてしまう。
獄中にはシェンナたち。ロズオーク公は先代モルディアス国王から直接ウォルケンスの将来を 託された過去を持つらしい。一同はようやくヘルマンの正体に気が付いたけど、 ちょっと遅い（笑　リード公爵は一人で諦めモード。

玉座の間に面した部屋には、ただの門番に身をやつしたカオスが配置されているけど、 さらに意外な人物が！戦闘不能セオドルと、敵に追い詰められているミーナスがいる。
2人はなんと神剣ヴリトラに関わっている様子だ。
なんかここだけムリクリ作った話みたいに思えるぞ。ちょっと（笑

■アタックチーム 16 ■
中央本隊
リース・ウォード（強制）・リネット（強制）・セネ・パラミティース・ダウド・アデル・アイギナ
右翼
フェイ（強制）・ラレンティア・シロック・レオン
左翼
エルバート・サフィア・エニード・バロウズ

温存してきた合成武器や買ったアイテムで装備は必要充分。
最終章ではシノン騎士団初期のメンバー（クリスを除く）に、今後、同盟諸国の再建を 担っていかなくちゃならない人を入れたかった。祈りのサフィアを出すならセットの パラミティース、斧が余りまくっているのでダウド、できるだけラクチンにクリアしたい のでバロウズ＆ラレンティア。そして今回は破壊できない扉のソッコー開錠にセネ。

まずリースとミーナスを会話させないといけない。
ミーナスはポーションも1個持っていてわりとシブとく、帝国兵を倒す可能性さえある。
彼女までのルートは2通りあるけど、リネット効果のリースはもう無敵の強さなので正面 の装甲軍団を撃破しながら正面突破だ。それには初期位置両側の小部屋にいる敵を 倒してしまわないと。
1ターン目で右翼のシロックが右の部屋のラーズ神官を撃破。もう一人もラレンティアで 誘い出して2ターン目に撃破。ラレンティアはスリープで眠っちゃったけどほっとく。
残りの弓兵2体はリネットで。

セネは初期位置左の扉を開錠。そこへアデルとアイギナが滑り込む。
ずっとベンチだったアイギナはパラスリアナが40も溜まっているので気軽に使える。
ミーナスを狙っている帝国騎士も彼女で。アデルはそのまま左の部屋へ特攻。
左翼のエルバートが前進するとラーゼンクローが出てくる。エニードでダメージを与え、 サフィアのスターライトで2ターン目に撃破。エルバートはそのままミーナスの部屋まで 進んで守衛の帝国騎士も撃破。
本隊は少しずつ前進。隊長はやることないね。

あぁ…このBGMの時はいつもブラックメティオだね。騎馬ユニットを下馬させておくのは 鉄則？ホント最後までムカつく魔法だよ。なんかサフィアとパラミティースは攻撃されな い気がするんだけど、気のせい？

■5ターン■
ん～ターン制限がないのはいいけど、どうもだらだらしてしまいそうな最終マップ。
やっぱり捕縛とか何か目標がないと集中できない。
物資は充分だけど回復アイテムはいくらあっても困らないので、このターンを利用して
鉄壁組の組長、ギガースナイトを捕縛することにしてみた。ポーションⅡ×2個持ってる。

そのイイ状況を作ろうとすると、途端にキビキビてきぱき。やっぱり捕縛がないとね♪
斧防御している装甲兵をダウドのハンマーアクスで粉砕。気分いい。これでギガースが
 うまい位置に来てくれればパラミティースの当て身とリネットのライトニングで捕縛。
両側の敵もすでに片付いている。
マップ中央にいるラーゼンファングの気合をバロウズで解除してフェイで仕留めると、
扉の鍵を落とす。セネがいればあってもなくてもいいんだけど。

そろそろ増援がちらほら出始める。ちらほらというか、3ヶ所からどんどん出てくる。
左下の増援ポイント付近にもギガースナイトと装甲兵がいる。エルバートと魔法部隊を
差し向ける。遊んでる隊長も行かせよう。

7ターンでリースがミーナスと会話。
無謀にも神剣ヴリトラを盗み出そうとして敵に見つかってしまったらしい。
「…それに私はそんな彼が好きなんです」
そんな。ここでもノロけるのかミーナス…。
ミーナスをセオドルのいる部屋まで連れていくことに。

そうしている間にも続々と増援が。ブラックナイトも動き出した。
十字路から上のメインストリート2ヘクスをダウドと目覚めたラレンティアで塞ぎ、その 後ろに射撃待機のシロックとリネット。ダウドの目の前にきたヤツから斧で 馬殺。ここのブラックナイトはちっとも怖くない。勝手に増援の 渋滞にハマって身動きとれなくなってるし（笑

■10ターン■
リースはセオドルのいる部屋へと向かう。

左下の一番奥にいる装甲兵、邪神の盾かぁ。どうりでパラスレイア1回じゃ死なんワケだ。
アイギナでトドメを刺したら、魔法ペアもリースの後を追う。
エルバートと隊長はそこに残ってそのまま増援の殲滅。なんかこの2人を並べて戦わせて みたかった。（笑

メインストリートは相変わらず敵の大渋滞。ブラックナイトは4体だけで増援では登場し ないみたいなので、全部倒したら前衛の2人を交代させる。
ダウド・ラレンティアからアデル＆レオンに。
敵の行動順に気をつけながら、じりじりと隊を前進。開錠する扉の前を確保。

■15ターン■
左下の増援は神官（ダークヒール）と丈夫な斧騎士の組み合わせなので意外に手間取る。
神官を確実に仕留めていくにはやっぱりエストックがいい。
ここで隊長とエルバートが戦いながらどんな話をしているか想像してニヤニヤ。←病気

目隠し部屋を開錠。3体の装甲兵が現れた。
すぐにリースで入り口を塞ぎ、手前の装甲兵（破盾の斧）をアイギナが壁越しに精神集中 のパラスリアナで瞬殺。残りの2体もフェイ、リネットであっさり撃破。

17ターン　引きこもりセオドルと会話。
祖国を愛するセオドルは、マナリスを擁して立ち上がったゼフロスを応援したいらしい。
そのためにはリースにも必ずここで勝利してほしいと、神剣を盗みだしたのだ。
感謝してヴリトラを受け取るリース。時代の流れはすでに両国の統合だ！
満足そうにミーナスと引き上げていくセオドル。フェイにヴリトラを渡した。

んが～。増援がハンパない数。もちろん1体も逃すつもりはない。
装甲兵のいた部屋にシロックと魔法ペアを入れ、伸びきった隊列を狙い撃ち。

■20～35ターン■
アデル＆レオン大活躍！
リースの指揮官、リネットの乙女の守り、支援、癒し、さらにはエニードの支援までが加 わって死闘・待ち伏せは絶好調。技能値も今さらながらポンポン上がる。他のユニット と初めはレベル差があったけど関係ない＆追いついた。
ああやっとカエルムスピアで死闘ができる。ドラゴンランスも使える…（涙

25ターン頃には敵のブラックメティオやダークヒールも底をついたようだ。
増援の多さは演出めいてさえいるけど、注意したいのは一番左上奥にいる騎馬弓兵。
ふと隙間ができると突然出てきて眠りの矢を放ってくる。もうそろそろかなぁと思ったら、 バロウズに気合を溜めさせておき、出てきたらすかさず倒してしまうのがいいかと思った。

■40ターン■
どうやら増援は一区切りついたらしい。左からまだ弓兵が出てくるのでポイント前に
エルバートを置き、ラーズ神官と東方剣士がいる部屋の扉を開錠。
東方剣士の剣をセネのソードブレイカーで折った！密かな野望達成！（笑

後編へ続く