第15章 英雄伝説 -後編-

寄せては返す津波のような大増援を蹴散らしながら玉座を目指すシノン騎士団。
その混沌とした城内でリース達は帝国騎士セオドル・ミーナスの2人に再会した。
潜入していた彼らの目的とは、城内で奪取した神剣をリースに渡し、敵の脅威である
暗黒騎士カオスに立ち向かってもらおうというものだった。
思いがけない助力に応えるべく、玉座へと続く最後の大広間に押し入るリースとフェイ。
ナルヴィアに根ざした悪の根源を断ち切る戦いのさなか、イズミルの神剣騒動にも今、
終止符が打たれようとしていた。

■45ターン■　フェイの想いを遂げさせてやる
どうも増援はこれ以上出てきそうにない。その出現は開けた扉に連動している。
大広間突入。
部屋の外にはシロックとバロウズをダブルで射撃待機させ、カオスとラーゼンファング
3体の行動を終了させてから恐る恐る、まずリースを広間に入れ、ダウドで入り口を塞ぐ。
チョー月並みな作戦。でも射撃待機はマップ後半まで役に立ってくれる。
この時、広間の上部3ヘクス分辺りまではスリープの射程内になってしまうので注意する。
リースの位置もなるべく下寄り。

立ち止まったラーゼンファング達を各個撃破。カオスは突っ込んでくる場合と、それを
ためらう場合がある。後者だったらリースを前進しておびき出す。
もちろんスコーピオンで立ち止まってくれるのでちょっとダメージを与える。
ここで真打ち、フェイ登場。と・う・ぜ・ん　ヴリトラ神舞剣だぁ～っ！！
祈りの護符（致命攻撃50％カット）もおかまいなしに致命攻撃発動でフェイの圧勝。
父の無念を晴らしたフェイは14章でLv.20、技能値50まで上げといた。

「ま、待て、止めろ、ぐはぁっ！」斬られてから何一人芝居してんだかコイツは（笑
ヴァジラは重要アイテム扱いで入手。つまんないの。

さらに右奥の部屋にもさっきと同じようにラーズ司祭と東方剣士がいる。
49ターンでこの部屋に突入。司祭はツヴァイハンダーで瞬殺。

■50ターン■　リースで玉座の間を開錠
ところでまた東方剣士の剣を折りたい（笑　
オーバシミターなんかフェイの携帯袋の中に新品が2本も入っているよ。

初手で剣士に襲いかかるセネ。ああっ武器破壊失敗！
でもその後で向こうが仕掛けた死闘中にソードブレイク！あっはっは。
奇跡の護符を持っていて連続の発動率も高い、本当はもっ超ウザいヤツなんだけど、
サンドバック状態で軽傷にまでなってくれた。きっと本人涙目。ライトニング捕縛。
ちょっと！護符はくれないのかよっ（もらえない仕様らしい）！

最後の扉はリースじゃないと開かない。シャインシールドを装備して扉に近づくリース。

スリープ　　　　　リースは眠ってしまった。

…しっかりしてくれよ主人公orz
アイテムで目覚めさせ、気を取り直して次のターンで開錠。

玉座の間。
最後の扉を突破され、ヘルマンはウォルケンスに、なんとその手でシェンナを始末する
よう進言する。

しかしここでウォルケンスは　兄貴魂、覚・醒！
（やっとかよう。でももうおせーんだようこういうパターンは　涙）

妹のシェンナを手にかけろとはどういうことか。ウォルケンスがそう詰め寄るとヘルマン
は遂にその正体、ヤーカーラム大司教の姿を現す。
これまで面白いほどよく踊らされてしまったウォルケンスだったが、最後は自らの剣で
果敢にヤーカーラムに挑んだ。だが、あえなく玉砕…。

ウォルケンスはシェンナに看取られながら、これまでの非道を詫び覇権をベルナードに
託すのだった。
                   ・・・・・・うっ、



ベタベタだぁ！

でも、


おっけーだぁ！
ここまでこのゲームを進めてきた人たちには、たぶんおっけーのハズ

ヤーカーラムはシェンナ、ロズオーク、リードの3人を別室で処刑するようアサシンに
指示すると、魔道軍団ラーゼンホルンと共にリース達を迎え撃つ態勢に入った。

パドルフ内務卿は、国王が討たれてしまう前から動揺しまくっていたけど、
生き延びるために必死で処世術。大司教に忠誠誓っちゃってるよ～。
一人で切り込んでくるけど、本心では決して戦いたくはないようだ。パドルフの携帯袋
にはリペアストン1個の他に回復アイテムがどっちゃり。ホント頭にくるヤツだったけど
ここはヴェリアの教えに従って捕縛したほうがよさそう。
扉の前で待ち伏せしてパラミティースの当て身とリネットの手加減ライトニング。

左右に配置されたラーゼンファングは、それぞれ異なる回避スキルを持っていて厄介。
まずリースとダウドを右のラーゼンファング（弓回避）行動範囲に入れて誘い出した。

■55ターン■
ラーゼンファングはいつでも倒せるんだけど、さっきアサシンがロズオークに致命攻撃を 出しやがった。このゲームホントにこのシチュエーションが好きだね。
アサシンはシャドウのスキルで個人情報が確認できないんだけど、バリスタで攻撃してみ ると弓回避。でも、そう毎度回避できるワケじゃないだろう。こっちはペルスヴェルと
クレイマーでそのへん学習済みだ！

バロウズは2回ほど気合を溜めている。リロードしながら攻撃し続けると…当たったよ！
こっこれがこのゲームのやり方なのさっ（そう言いながらどこか後味は悪い）

ラーゼンファングはダウドを攻撃して自分のエストックを折ってしまった。 セネで攻撃すると…。どうしてスリ取れたんだろう？

無双の腕輪。
装備すると各種パラメータがアップするらしい。
でも今さら手に入れてもね～

せめてカオス戦の前に欲しかった…。



左のラーゼンファングは剣回避。エルバートで誘い出してエニードの魔法で仕留める。

■60ターン■ヤーカーラムのバーサク範囲に入らないよう注意
射撃待機のシロックを置いてエルバートでギガースナイトを1体ずつ挑発。気合も解除で きるし、やっぱりこれが便利おトク。
魔神の指輪（精神+10・防御-10）なんてモノをしているこいつらに魔法はほとんど効果が ない。ダウドにとってはたんにHPが多めな相手というだけ。ハンマーアクス（笑
弓兵と石弓兵も射撃待機しているだけで動かないのでセレニア弓とバロウズで撃破。
我が軍は圧倒的に優勢ではないか！
脅威はブラックメティオだけ。強健を持つ隊長でバロウズを護衛する。

■65ターン■
バーサク射程外からターン終了/開始攻撃で手前ラーゼンホルン2体撃破済み。
残りはヤーカーラムとラーゼンホルン4体。
ラーゼンホルンは奥でスリープを持っているヤツが厄介と言えば厄介。
シャインシールドのリースをバーサク射程内に囮で配置し、シロックの再攻撃とバロウズ でターン内に3体まとめて片付ける。リースがバーサクにかかったら即マナディル。

ラーゼンホルン全滅。67ターン　セネに「消失の魔石」使用。

■70～79ターン■
ヤーカーラムの行動後、姿を消して近づいていたセネでアースブレイズをスリ取る。
75ターン初手で巫女の祈り。
チャンスは2回。75・76ターンでセネはバーサク、トゥマハーンをスリ取った！

これで最終ボスは丸腰。

■80ターン■
これはバーンストルの分。これはエニードのパパの分。これはペシル国王の分。これはロ ズオークの分。シェンナの分。リードの分。一応ウォルケンスの分も。これは……
あらゆる恨みをぶつけながらみんなでヤーカーラムをボコる。
でも闇の指輪（防御+15/耐神聖-10）のせいで直接攻撃はダメージが通らない。
精霊魔法も「風」はほとんどノーダメ。
満足したので、サフィアのスターライトにリースのサクシード（致命付き）でトドメ。

「わしは死んで神になるのじゃ…ぐはっ！」byヤーカーラム
たぶんウルバヌスを超えようとする野望すら持っていたのだろう。

牢の鍵を手に入れた。3人を解放。ロズオーク公に急かされ、玉座を制圧。
シノン騎士団は一堂に会し、ウォードがみなを代表してリースの采配を称えた。
大司教を欠いた帝国軍は敗走し、リース達はナルヴィアの戦いで完全な勝利を収めた。
ベルナードによって王都バレムタインの奪還も成され、
シェンナ王女の元には、マナリス皇帝の名前で講和の申し出を記した書簡が届く。
文面はマナリスの母、アナスタシア妃の手によるものだったが、そこには、あのクレイマ
ン皇帝も息を引き取る間際、和平の道を望んでいたのだと書かれていた。

そしてその書簡はシェンナ王女にとって、幼少期を共に過ごした懐かしい幼馴染からの
実に暫くぶりの便りでもあった。

500年続いた戦乱の世は、遂にその幕を降ろす瞬間を迎えた。

ベルナードを国王、妃にシェンナを迎え、ヴェリア王国には新しい時代が到来した。
シェンナの計らいにより、リースはリネットと結婚。シノンを編入したセレニアの太守
としてその後の人生を送ることになった。
戦後、初めて明かされた事実、心を通わせ合っていた人々との別れ、そして共に戦った
仲間の新たな旅立ち。
それら全てを大切に記憶の中に留め、リースと騎士団はナルヴィアの街を旅立つ。

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