リースは一人馬を飛ばした。
これまでに戦場として駆け巡った州や村、山河を越え、
この戦いの出発点とも言えるサーラ村に着いた。
そこでリースを待ち受けていた顔。顔。顔。
ウォードを初め、シノン騎士団が一人も欠けることなく集まっている。
彼らを巻き込みたくない一心から、リースは騎士団をヴェスターに預けたつもりだった。
彼ら一人一人がリースにかける言葉。
それは単独で街を出たリースに対する嘆きであり、憤りであり、
また、リースに最後まで同行させて欲しいとする懇願であった。
そこに集まっている者達はみな一様に、最後までリースと命運を共にしたいと
願う者達だった。
極めつけは、ティアンナの涙。
人々の想いをこれ以上拒むことは、もうリースにはできなかった。
村で編成を整えた騎士団がレマゲン要塞にさしかかった時。
要塞内部から突如、勝どきの声が上がった。声の主はヴェスターだ。
ヴェスター率いるボルニア軍と、バンミリオン率いるナルヴィア軍は、
テイアンナからリース出立の報せを受けると、その最初の障害となったであろう
レマゲンを急襲し、見事な露払いを演じてくれたのだ。
国王への謀反は覚悟の上で、これまでリースに受けた恩に報いんとする両公子。
セレニアの乙女奪還は、あのロズオーク公爵までもが支持してくれているという。
■アタックチーム
14 ■
東(右)に配置
リース・エルバート・クレイマー・ペルスヴェル・シロック・
パラミティース・オルウェン
西(左)に配置
サフィア(強制)・ラレンティア・フェイ・ファラミア・イストバル・
バロウズ・セネ
怒涛の連続感動イベントで突入した14章。王が利口ならこの戦争はもっと早く終わって
いるねきっと。同盟軍がこれまで実力を出しきれなかったのは、全部ウォルケンスと
ヘルマンのおかげだったというわけだ。
ここからプレイ記です。
オレとしては両公子から拝領した兵を全員生存させたかったんだけど、
無理だった。
特に1ターンから果敢に特攻していく
ボルニア弓兵2体。彼らの死亡率はとても高い。
このマップでは回復役を3人も用意してER状態にしたんだけど、どうしても帝国の
ユニットたちの攻撃の間に割り込めない。
レティシア…なぜレンジヒール持ってないの。
そんなワケで、他にできることと言えば
ドーラの撃破を急ぐことくらい。
★
南側中央ドーラ
序盤、最も味方に被害を与えるドーラ。味方のユニットを東(右)から動かすと、
どういうわけか必ず行動順はイチバン最後。西から動かした場合は6番目。
前者の場合は体力のない石弓兵を一撃死させてしまうので、西に配置した
ラレンティアに
狙わせる。
1ターン目はジャベリンを持たせてなるべく反撃できる状態で敵の間に突っ込ませ、
2ターン目に武器を持ち替えて撃破。ターン中2番目の行動でもドーラを撃たれる前に
撃破することができた。
★
東側ドーラ×2
一台撃破してもさらに奥にもう一台あるので
クレイマーに行かせる。途中に帝国兵が
いても無視。3ターン目で手前のドーラ撃破。続く4ターンでもう1台も。
その後の増援との戦闘もあるので、念のため癒しの護符。装備が
バルムンクならたまには
「受け流し」も発動。でも運が悪いとドーラ命中で戦闘不能状態(泣)
★
西側ドーラ
最も近い位置に
バロウズを配置。
1ターンで回頭したり、移動しなければならないけど、
3ターン目で撃破。ドーラは
バリスタ+新型バリスタの矢なら一発でカタが付く。
※バリスタは戦闘開始前にR1・R2ボタンで回頭可能。気づくの遅すぎ。6/20追記
と、いう作戦を盛り込みながら他のユニットも積極的に崖を登っていく。
東側はリースがボルニア兵達の後ろにまわらないよう早めに崖に隣接。でも騎馬ユニット
は崖では鈍歩なので、初めから帝国兵の気を引いたり反撃したりできるのは
ペルスヴェルとクレイマー、ラレンティアだけ。
オルウェンは1ターンで改宗して
ダークヒール。射程が1伸びるだけでこんなに便利とは。
って、経験値入ってないよ~←
ラーズ神官時は経験値もらえない。
パラミティース。馬でパカパカ駆け回って回復もイイけど彼女も早めに崖を登ったほうが
いいみたい。
エリアヒールは彼女に持たせた。いいところで使えればいいんだけど…。
ペルスヴェルとエルバートは付近の敵をあらかた倒したらクレイマーのサポートに向かう。
西側も初期位置からレッツ・クライム。
登ったらカトラス、オーバカトラス、バスカニオンでなるべく敵の瞬殺を狙う。
サフィアちゃんは登るので精一杯みたい。
■
5ターン■

南側にいる敵は、残り3体。ラーズ神官、斧騎士、帝国騎士(騎馬)。
こいつらはもう同盟軍にくれてやろう。ていうかこいつらをエサに同盟軍を足止めしておかないと、城内に殺到されたり何かと面倒なのよ。
同盟軍の生存は画像の通りだけど、これでも自分としては頑張ったほう。
やっぱり無理だよ全員生存は。
そして生き残りの数が多いと、捕縛したりするプレイにはすごくジャマだ。
特に
弓兵は問題児で、せっかく戦闘不能にしたピアスを殺したり、
城の制圧前に
街道守備隊の行動範囲に侵入したりとムチャクチャやってくれちゃう。
な・の・で 特に
「待ち伏せ」を持っている帝国騎士がシブとく生き残ってる間に、
城門前のヘクスを自軍ユニットで埋める。もちろん先頭はセネ。壁越しに攻撃できる
弓兵は敵もウザいので、城内はバロウズで片付けておくに限る。
東側はクレイマーがドーラを撃破した辺りに留まり、彼に追いついたエルバート、
シロック、ペルスヴェルで増援を撃破。民家には石弓兵や弓兵が潜んでいる。
まーた
アナグマ(10章参照)だよ。
同盟軍はここにも果敢に突っ込んでくる。うっかりすると街道守備隊を動かすキケンも。
でもまぁ帝国騎士は城内の神官からダークヒールの援護も受けて、けっこう生き延び
時間を稼いでくれる。
その城内のラーズ神官だけど、非売品の
アースブレイズを持ってるじゃないかっ!
捕縛したいけど同盟の弓兵がここでも壁越しに神官を攻撃してジャマorz
12タ-ン中に城を制圧すればいいんだけど、ここはなるべく余裕を持って9ターンの
最後にセネで城門を開錠したい。
■
10ターン■
ピアス捕縛→離脱ポイント→制圧→リネット・サフィア会話
開錠後に現れた
ピアスに、セネが初手で
ボルトナイフ。
軽傷になったらリースのサクシードで戦闘不能。「連続」が出ると倒してしまうので、
ここを何度かリロード。グレートソードってどうなのかな。ポーションⅢが嬉しい。
制圧すると、
ゴルドヴァと一緒に、
サフィアで話しかけない限り退場してくれない
リネットが登場するのでサフィアの位置に気を遣う。
東では同盟軍が今にも増援に突っ込んでいきそうだ。12ターンまで彼らを
抑えきれそうもない。
離脱ポイントは今回もラレンティアで塞ぐ。何回か試したんだけど彼女が
消失の魔石で
姿を消していても、その行動範囲に入ると街道守備隊は動き出してしまうようだ。
街道守備隊の「気合」持ちユニットはラレンティアを攻撃する手段を持っているので
姿を消す必要がある。
離脱ポイントにはターン開始時に出現した槍兵がいて、これがなかなか動いてくれないん
だけど、街道守備隊の行動を全て終了させ、この槍兵が動いたらポイントを塞ぐ。
次のターン初手でリースが「制圧」。うっふっふっふっふ。
これで街道守備隊の全滅は確定。ちょうど
5章依頼「山狩り」の帝国救出部隊のときと
同じように、街道守備隊は反撃以外、自分からは攻撃してこなくなる。
それから制圧後、バンミリオンとヴェスター以外の同盟兵士は撤退を始める。
とは言ってもまずリネットとゴルドヴァをなんとかしないとね。
リネットは「手加減」で攻撃してくるので、彼女を誘い出すのはリースが適任かも。
リネットたちと同時に出現する回廊の扉をセネで開錠したら、リースを囮にしてリネット
に行動させ、サフィアで会話。浄化されたリネットはマップから離脱する。
ゴルドヴァはトゥマハーンよりは
バーサクを使う確率が高いと思う。今回
マナディルは
サフィアとパラミティースが2人とも持ち、セネが
鎮静剤も持っている。
リースに
シャインシールドを装備させ、ゴルドヴァを回廊の奥に誘導。
「
巫女の祈り」はまだちょっとガマン(笑
■
15ターン■
苦労してここまで生き残らせたラーズ神官をイストバル(Lv.19)の
アベイロンで捕縛。
こいつの捕縛がこのマップでダントツ難しかったよ。同盟の弓兵によく殺されかけるし、
今まで生かしておいたおかげで、また兵を2体失った。
それでもっ!
アースブレイズGet!! ごめんねボルニア兵とナルヴィア兵。
この捕縛はたぶん次も同じようにというワケにはいかない気がするよ。
ここから19ターンまで延々ゴルドヴァのバーサクに耐える。
今回、北側の橋はオレにとってまったく意味が無かったんだけど
橋を操作する小屋には
アサシンが潜んでいた!エルバートが隣接したら表示されたのでシロックのスナイプ
アローで撃破する。
バロウズのバリスタが壊れた!増援の兵士たちも向かってきたのでアイテムで帰還。
よかった持ってきて。
■
20~760ターン■
★
ゴルドヴァ無力化
ターン初手でサフィアの「巫女の祈り」。
どうして今まで気が付かなかったんだろう。祈りで
暗黒魔法を封じている間は、魔法の
装備が外れているんだ!セディがいれば盗めばいいんだけど、セネでスリ取る確率も
そんなに悪くない♪←(ベルウィック中毒で感覚がマヒしているのかも知れません)
祈りとセーブターンを利用してトゥマハーン、バーサク、ポーションⅢの順にゴルドヴァ
の装備をハギ取る。リースが傍で指揮官していれば命中率も多少上がるし。
暗黒魔法は手に入れても使い道が無いので、いっそゴルドヴァの目の前で捨ててやれば
気分良かったかな(笑
離脱ポイントを塞ぎ、ゴルドヴァを無力化すれば、このマップはもう
捕縛天国。
西のドーラがいた付近に射撃待機している弓兵2体。その
雷神の矢もずっと狙ってた。
エルバートで射撃待機を解除して、ペルスヴェルのライトニングで捕縛。
さぁ!みんなで街道守備隊のところへ行ってみよう♪
★
街道守備隊の全滅
まずは
装甲兵から。もう大盾はイラナイのでゴルドヴァの装備を盗んでるときからずっと
イストバルの弓でチクチクやってた。シロックと二人で盾を壊しまくり、HPを削ってから
やっぱりペルスヴェルのライトニングで捕縛。「怒り」を持つユニットだけは注意。
高性能な斧4つ捕縛でGet。
いよいよ
ブラックナイトに恨みを晴らす時がやってきた。
こいつらは
強健持ってるので装備だけもらう。まずクレイマー、セネを含むユニットで
1体ずつブラックナイトを囲み、セーブターンを利用して
ジャベリンをスリ取る。
次は盾。ちょっとテマだけどセーブターン前にクレイマーのエストックで「篭手」を
発動させ盾をハズしたら、セーブ後に
ブラックシールドをセネがスリ取る。
最後に
オクスタン。盾と同じ要領で、スタンナイフで装備を外せたらセーブ。
セーブ後にスリ取る(スタンナイフは「追撃」を覚えたイストバルでもイイかも)
リース「エルバート、ちょっと来てくれ。帝国軍が使用していたブラックシールドだ」
エルバート「これが…リース様、ありがとうございます。早速試しに装備してみます」
(↑そんな会話イベントはない)
セネの「スリ取る」はマップ中、無制限に使える。やっぱセネだね盗賊ユニットは。
※「スリ取るⅡ」は強健ユニットには無効だけど「スリ取る」はOK。
★
ゴルドヴァで技能値上げ
上目遣いのゴルドヴァは、
自己回復を持っている。けっこう防御もあり、チクチクには
もってこい。尤もこの章では、最早CCは意味ナシなので「上限まで技能値を上げたい」
そう思ってる人にはいいかもね←武器の残りが心配で大して上げられなかったヒト
やった!イストバルの弓技能を50にしたぞ!…でも15章スタメンで使うんだっけ?
ゴルドヴァを倒してクリア。

ヴェスター、バンミリオンの両公子に感謝するリース。
そこへ
ベルナードが現れる。ベルナードもまたリネット救援に駆けつけてくれたのだ。
クレイマン皇帝の崩御を知らされるリースたち。帝国では王位継承を巡り、
ファイサル派とマナリス擁護派が本格的な対立を始めたようだ。
休戦協定は、やはり帝国の意思とは無関係にラーズ教団によって仕組まれたのだ。
ウォルケンスを離れた3人の公子は、ここで真の主君を見つけ、口々に忠誠を誓った。
意識を取り戻したリネット。セレニアの乙女としてとは言え、今回の件は彼女がリース
を思うが故の少女らしい感情も後押ししていた。リネットは素直にそれを認め、真っ先に
リースに詫びた。リースとシェンナ王女の誤解も解けたが、泣き疲れていたためか
またすぐ眠りについてしまうリネット。
■ここで手に入ったもの■
帝国正式矢+ 5・雷神の矢19+18・帝国上級兵丸盾・ハンマーアクス・フランシスカ6・
ダークヒール20+11・アースブレイズ15
グルヴェイグ・ポーションⅢ・グレートアクス・ミスリルアクス・トールハンマー・
ブラックシールド×4・オクスタン×4・ジャベリン6×4(街道守備隊)
トゥマハーン15・バーサク5・ポーションⅢ(ゴルドヴァ)
グレートソード・将軍の盾・ポーションⅢ(ピアス)
※他にアポロの弓・レイピアなど技能値上げで使い切った。